2009年11月27日金曜日

フランシスコと生命(いのち)の会則

morita01この絵本は、アシジの聖フランシスコの後半生と、彼が残した会則、小さき兄弟たちの生活であり生命である会則について、その成立と発展を重ね合わせて描いたものです。彼が兄弟たちに伝え残したかったものを知るために、現在に残るフランシスコ自身の言葉を中心に当時の証言、小さき兄弟たちや研究者の言葉などを参考に一つに束ね紡ぎました。

教皇インノセント三世の口頭認可より800年を迎える「小さき兄弟会」の創立を記念して、会の草創期から振り返り、会則や遺言、書付、書きとめられた物を通して、フランシスコが過去・現在・未来の兄弟たちに、更には全ての人々に向けて抱いていた夢を、少しでも知ることはできないかと願い、小さくまとめたものです。

このような機会を与えてくださり、数々のご足労や貴重な資料のご提供、ご 教示を賜り、お導きいただきました小さき兄弟会の皆様に、心から感謝を申し上げます。   「まえがき」より

森田貴博(もりた きみひろ)Galleria ASSISI

 森田貴博「フランシスコと生命(いのち)の会則」近代出版社、2009年(1,905+税)、カトリック書店でお求めになれます。なお、フランシスコ会本部への注文(「問い合わせ」から)も可能です。