2008年2月13日水曜日

ニコラス根本昭雄神父帰天

兄弟ニコラス根本昭雄神父は、2008年2月1日午後6時56分、結核のため清瀬市複十字病院で帰天しました。享年76才。 写真:南アフリカ、ボクスバーグ郊外ラマポーザにあるスラム街の幼稚園で子供達と一緒に。2004年12月29日撮影。

略歴
1931年9月21日 生まれ
1962年3月18日 着衣(フランシスコ会入会)
1963年3月19日 初誓願宣立
1966年3月19日 荘厳誓願宣立
1970年3月14日 司祭叙階

群馬県で司牧活動後、1984年聖アントニオ神学院で有期誓願者の養成担当に着任。1991年南アフリカに宣教師として派遣され、アパルトヘイト問題への取り組みや、養成修道院の院長として働いた後、AIDSホスピスの聖フランシス・ケアセンターで働き、末期患者のターミナルケアで多くの患者の最後を看取った。2004年3月にはその働きが評価され、『第32回医療功労賞海外部門』を受賞した。

その後、聖フランシス・ケアセンターでの人材の成長を見届けると、AIDS患者数が公表されてはいないものの多くの患者を抱えるロシアへ行くことを決意。2005年11月フランシスコ会のロシア・プロジェクトに加わるためにサンクト・ペテルブルグに派遣された。

2007年8月に一時帰国したが、体調を崩して9月に聖母病院に入院。結核に冒されていることが分かり9月18日、清瀬市の複十字病院に転院した。12月に入ってから少しずつ回復し、1月7日からはリハビリも始まり順調な回復と期待されていた。2008年1月28日頃から様態が急変して高熱を発した。結核性髄膜炎のために敗血症、腎不全を引きおこし、2月1日午後6時56分、静に息を引き取った。

通夜:2月5日(火)18:00
葬儀ミサ・告別式:2月6日(水)13:00
出棺:15:00
場所:フランシスカン・チャペルセンター大聖堂

2008年2月2日 主の奉献

祈念カードのダウンロードは以下で:
  1. L版(子供達と)238kb PDFファイル

  2. L版(通常)214kb PDFファイル

  3. L版(通常2)168kb PDFファイル

  4. はがき版(子供達と)200kb PDFファイル